核兵器禁止条約を批准していいのか
戦後、核兵器を削減する機運が高まっていた。当時、1970年に発効した、核拡散防止条約。
核保有国に対して、削減を求め、そしてほかの国には核保有を認めないものであった。
核保有は大国の特権であるともいえ、不平等条約でもあった。そして、冷戦で、核実験が繰り返されることになる。
そこで、CTBT(包括的核実験禁止条約)の機運が高まった。
外務省のホームページでは、日本では非核三原則を謳っている。
核は保有しない、核は製造もしない、核を持ち込まないというこの核に対する三原則、その平和憲法のもと、この核に対する三原則のもと、そのもとにおいて日本の安全はどうしたらいいのか、これが私に課せられた責任でございます。
現在、核兵器禁止条約(NPT)がうたわれている。しかし、日本は、唯一の被爆国でありながら、反対したのである。
これは、私も理解しがたいが、現実的に核の傘にいることで、賛成はできなかったのだろう。