政治にレモンを少々  Want to talk about politics

政治を語りたい女のブログです。

昔、天皇陛下がお気持ちを表明された

いまの上皇陛下が、天皇陛下であったときに、生前退位の意向をお気持ちとして表明された。

YouTubeでも見ることができる。

 

憲法では、天皇は日本国と日本国民の統合の象徴であるとされ、国政に関する権能を有しない。よって、政治的発言は難しい。

国会では、皇室典範改正をするのではなく、一代限りの退位を認める法律を作り、対処した。

天皇の退位等に関する皇室典範特例法
(趣旨)
第一条 この法律は、天皇陛下が、昭和六十四年一月七日の御即位以来二十八年を超える長期にわたり、国事行為のほか、全国各地への御訪問、被災地のお見舞いをはじめとする象徴としての公的な御活動に精励してこられた中、八十三歳と御高齢になられ、今後これらの御活動を天皇として自ら続けられることが困難となることを深く案じておられること、これに対し、国民は、御高齢に至るまでこれらの御活動に精励されている天皇陛下を深く敬愛し、この天皇陛下のお気持ちを理解し、これに共感していること、さらに、皇嗣である皇太子殿下は、五十七歳となられ、これまで国事行為の臨時代行等の御公務に長期にわたり精勤されておられることという現下の状況に鑑み、皇室典範(昭和二十二年法律第三号)第四条の規定の特例として、天皇陛下の退位及び皇嗣の即位を実現するとともに、天皇陛下の退位後の地位その他の退位に伴い必要となる事項を定めるものとする。

 

 

個人的には、恒久的な退位を認め、皇室典範改正を抜本的にすべきと考える。